葛掛(読み)かずらかけ

精選版 日本国語大辞典 「葛掛」の意味・読み・例文・類語

かずら‐かけ かづら‥【葛掛】

〘名〙 (「かつらかけ」とも) 桶などの箍(たが)をかけること。また、その職人。たがかけ。たがや。桶屋。葛結い。
※俳諧・炭俵(1694)上「うの花に扣(たたき)ありくやかづらかけ〈支考〉」

くず‐かけ【葛掛】

〘名〙 くずあんを料理の上にかけること。また、その料理。あんかけ。
咄本・無事志有意(1798)湯どうふ「『ムム八杯豆腐か』『イイヱ』〈略〉『くすかけか』『イイヱ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「葛掛」の意味・読み・例文・類語

くず‐かけ【葛掛(け)】

葛あんをかけた料理。葛あんかけ。あんかけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android