葦牙(読み)アシカビ

デジタル大辞泉 「葦牙」の意味・読み・例文・類語

あし‐かび【×牙】

葦の若芽
「―のごとく萌えあがるものによりてなれる神の名は」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葦牙」の意味・読み・例文・類語

あし‐かび【葦牙】

〘名〙 葦の若芽。若い葦。あしづの。あしわか。
古事記(712)上「葦牙(あしかび)の如く萌え騰る物」
太平記(14C後)二五「此時天地開け始(そめ)空中に物あり、葦芽(アシカヒ)の如し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「葦牙」の解説

葦牙 (アシカビ)

植物。葦の新芽または若い葦の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android