葦間(読み)アシマ

デジタル大辞泉 「葦間」の意味・読み・例文・類語

あし‐ま【×葦間】

葦の茂みのあいだ。
「―より見ゆる長柄ながらの橋柱昔のあとのしるべなりけり」〈拾遺・雑上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葦間」の意味・読み・例文・類語

あし‐ま【葦間】

〘名〙 葦の生い茂っている間。葦の茂みのすきま。
※拾遺(1005‐07頃か)雑上・四六八「あしまより見ゆるながらの橋柱昔のあとのしるべなりけり〈藤原清正〉」

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