葬法(読み)ソウホウ

デジタル大辞泉 「葬法」の意味・読み・例文・類語

そう‐ほう〔サウハフ〕【葬法】

死体をほうむる方法火葬風葬土葬水葬など。

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精選版 日本国語大辞典 「葬法」の意味・読み・例文・類語

そう‐ほう サウハフ【葬法】

〘名〙 葬送儀礼にもとづいた死体処理の方法・習俗。火葬・風葬(台上葬・曝葬・鳥葬)・ミイラ葬・墓室葬などの乾燥葬と、水葬・土葬などの湿葬とが区別され、また形態上は屈葬と伸展葬とが区別される。ふつう納棺・出棺・寺院入堂・葬儀埋葬の順をふむ。→葬制
先祖の話(1946)〈柳田国男五六「是と同種の葬法は民間には行はれず」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「葬法」の意味・わかりやすい解説

葬法
そうほう

葬制

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世界大百科事典(旧版)内の葬法の言及

【葬制】より

…以下では葬制の要素と構造を社会と文化のつながりのなかで見ていくことにする。
[葬制の要素]
 葬制のうち最も明白な要素はさまざまな方法での死体の処理すなわち狭義での葬法である。火葬土葬水葬風葬鳥葬などが世界的に広く分布している葬法であり,それぞれ民族文化のまとまりと大体のところ一致している。…

※「葬法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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