蒙古文字(読み)モウコモジ

デジタル大辞泉 「蒙古文字」の意味・読み・例文・類語

もうこ‐もじ【×蒙古文字】

モンゴル文字

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精選版 日本国語大辞典 「蒙古文字」の意味・読み・例文・類語

もうこ‐もじ【蒙古文字】

〘名〙 蒙古語を書くために発明された文字ウイグル文字からきた左たて書きの表音文字で、現在は中国内モンゴル自治区だけで用いられる。モンゴル文字。

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改訂新版 世界大百科事典 「蒙古文字」の意味・わかりやすい解説

蒙古文字 (もうこもじ)

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世界大百科事典(旧版)内の蒙古文字の言及

【モンゴル諸語】より

…この例から知られるように,モンゴル系の言語は,主語―客語(目的語)―動詞の文構成をもち,後置的格語尾,動詞語尾をもち,さらに,定語は被定語の前に立つなど,日本語と近い特徴をもっている。
[歴史]
 モンゴル系の言語は歴史的には,13世紀の初頭の文献から知られており,ウイグル文字を借用したモンゴル文字(蒙古文字)によって書写されるモンゴル文語(蒙古語文語。あるいは単に蒙古語とも)は,モンゴル民族の書写言語として13世紀以来現在に至っている。…

【モンゴル文字】より

…モンゴル民族が自己の言語(モンゴル諸語)を書写するために古くから現在に至るまで使用している文字。蒙古文字とも呼ばれる。この文字によって書かれた最古の資料は1225年ころの作とみられる碑文で,一名〈チンギス・ハーン(成吉思汗)石〉といわれる。…

※「蒙古文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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