蒲生峠(読み)ガモウトウゲ

デジタル大辞泉 「蒲生峠」の意味・読み・例文・類語

がもう‐とうげ〔がまふたうげ〕【蒲生峠】

兵庫・鳥取県境にある峠。標高335メートル。山陰街道の要地。長さ1745メートルの蒲生トンネルを国道9号線が走る。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蒲生峠」の意味・わかりやすい解説

蒲生峠
がもうとうげ

兵庫県北西部の新温泉町鳥取県北東部の岩美町との境にある山陰道 (国道9号線) 沿いの峠。標高 335m。明治時代山陰本線が海岸線づたいに通じたため一時交通量が激減したが,第2次世界大戦後に道路が改修され復活。その後トンネルも開通した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「蒲生峠」の意味・わかりやすい解説

蒲生峠
がもうとうげ

鳥取県岩美(いわみ)郡岩美町と兵庫県美方(みかた)郡新温泉(しんおんせん)町の境にある峠。標高335メートル。古くから但馬(たじま)と因幡(いなば)を結ぶ峠で、山陰道(国道9号)が通じていたが、冬期深雪のため自動車交通が妨げられるので、1978年(昭和53)峠北方に蒲生トンネル(1745メートル)が建設された。山陰道・蒲生峠越として国の史跡に指定されている。

[岩永 實]

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