蓑代衣(読み)ミノシロゴロモ

デジタル大辞泉 「蓑代衣」の意味・読み・例文・類語

みのしろ‐ごろも【×蓑代衣】

のかわりに着る粗末な衣服
山伏の―にゆづり給ひて」〈初音

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓑代衣」の意味・読み・例文・類語

みのしろ‐ごろも【蓑代衣】

〘名〙 蓑のかわりに雨よけに用いる粗末な衣。蓑がわりの雨具合羽(カッパ)の類。雨衣(あまぎぬ)蓑代
※後撰(951‐953頃)春上・一「ふる雪のみのしろ衣うちきつつ春きにけりと驚かれぬる〈藤原敏行〉」

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