蓬莱織(読み)ホウライオリ

デジタル大辞泉 「蓬莱織」の意味・読み・例文・類語

ほうらい‐おり【××莱織】

縦糸濃淡2色または4色の糸、横糸に1色の絹糸を用いて浮き文様を織り出した織物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓬莱織」の意味・読み・例文・類語

ほうらい‐おり【蓬莱織】

〘名〙 経(たていと)に濃淡の二色もしくは四色、緯(よこいと)に普通一色の絹糸を用いて、浮模様に織り出した織物。明治時代西陣で織り始めた。帯地や袋物地などに用いる。
風俗画報‐四〇号(1892)服飾門「宇根織(うねおり)、蓬莱織(ハウライオリ)、錦糸織、羽衣織、純子(どんす)の類にして」

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