蓮の実(読み)ハスノミ

デジタル大辞泉 「蓮の実」の意味・読み・例文・類語

はす‐の‐み【×蓮の実】

ハス種子未熟なものは甘いので生食し、完熟したものは乾燥して菓子料理材料に用いる。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓮の実」の意味・読み・例文・類語

はす【蓮】 の 実(み)

蓮の果実。蜂の巣状の花托の中にでき、内に一個の種子を含み、晩秋熟すると穴から飛び出て水中に落ちる。未熟のものは甘くて生で食べ、また乾燥して菓子の材料・数珠(じゅず)玉とする。蓮子(れんし)。《季・秋》
蜻蛉(974頃)中「はすのみ一もとを、人して入れたり」

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