薔薇苺(読み)バライチゴ

デジタル大辞泉 「薔薇苺」の意味・読み・例文・類語

ばら‐いちご【薔×苺】

バラ科の落葉小低木。山地に生え、高さ約40センチ。茎にはとげがあり、二、三対の小葉からなる羽状複葉がつく。7月ごろ、白い5弁花を開き、赤い実をつける。みやまいちご。
[類語]木苺野苺オランダ苺梶苺草苺熊苺苗代苺苦苺冬苺紅花苺蛇苺紅葉苺ストロベリー

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精選版 日本国語大辞典 「薔薇苺」の意味・読み・例文・類語

ばら‐いちご【薔薇苺】

〘名〙 バラ科の落葉小低木。本州の関東以西、四国九州の山地に生える。茎は細くて稜角があり、高さ四〇センチメートル以下、やや草状を呈する。茎と葉柄にとげを散生。葉は有柄で互生、羽状複葉で五または七個の小葉からなる。小葉は披針形で縁に不規則な二重の鋸歯(きょし)がある。夏、径三~四センチメートルの白い五弁花を枝先につける。果実広楕円形で赤く熟し食べられる。みやまいちご。〔博物図教授法(1876‐77)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「薔薇苺」の解説

薔薇苺 (バライチゴ)

学名Rubus illecebrosus
植物。バラ科の落葉小低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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