藁稭(読み)ワラスベ

デジタル大辞泉 「藁稭」の意味・読み・例文・類語

わら‐すべ【××稭】

わらしべ」に同じ。

わら‐しべ【××稭】

わらの芯。また、わらのくず。わらすべ。わらみご。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藁稭」の意味・読み・例文・類語

わら‐すべ【藁稭】

※宇治拾遺(1221頃)七「わらすべといふもの、ただ一すぢ握られたり」
歌舞伎和国風流兄弟鑑(1694)一「藁すべを下され」

わら‐みご【藁稭】

〘名〙 藁のしん。藁しべ。
滑稽本・当世阿多福仮面(1780)「教訓本と服部煙草通りの悪い古煙管も、さいさい藁みご紙縷(こより)世話が薬にて」

わら‐しべ【藁稭】

〘名〙 稲の穂の芯(しん)。わらみご。また、藁のくず。わらすべ。藁のしべ。
雑談集(1305)五「下向する路に、はらしべのあるを」

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