藍役(読み)アイヤク

デジタル大辞泉 「藍役」の意味・読み・例文・類語

あい‐やく〔あゐ‐〕【藍役】

中世以降、の栽培農民に課せられた税。その銭納藍代あいしろとよぶ。

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精選版 日本国語大辞典 「藍役」の意味・読み・例文・類語

あい‐やく あゐ‥【藍役】

〘名〙 鎌倉時代以降、藍(蓼藍)の生産者幕府大名が課した所役。藍役を銭納するようになってからは藍代(あいしろ)ともいった。江戸時代には、藍瓶役(あいがめやく)略称としても用いられた。

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