藤井希璞(読み)ふじい きぼく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤井希璞」の解説

藤井希璞 ふじい-きぼく

1824-1893 幕末-明治時代尊攘(そんじょう)運動家。
文政7年7月生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)日吉神社社司生源寺希烈の9男。有栖川宮熾仁(ありすがわのみや-たるひと)親王の家士。岡山藩の藤本鉄石らとまじわり,勤王のため活躍。維新後は有栖川宮家家令,宮内省御用掛などをへて元老院議官となる。明治26年6月27日死去。70歳。別名神崎少進

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android