デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原兼房(1)」の解説 藤原兼房(1) ふじわらの-かねふさ 1001-1069 平安時代中期の官吏,歌人。長保3年生まれ。藤原兼隆の長男。母は源扶義(すけよし)の娘。播磨(はりま),讃岐(さぬき)などの国守を歴任。中宮亮(ちゅうぐうのすけ),正四位下にいたる。柿本人麻呂をしたい,夢にみたその像を絵師にえがかせたという。「後拾遺和歌集」以下の勅撰集に16首がはいる。延久元年6月4日死去。69歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例