藤原永範(読み)ふじわらの ながのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原永範」の解説

藤原永範 ふじわらの-ながのり

1102/06-1180 平安時代後期の公卿(くぎょう),漢詩人。
康和4/嘉承(かじょう)元年生まれ。文章(もんじょう)博士,東宮(とうぐう)学士などをへて,正三位,宮内卿。後白河,二条,高倉天皇の3代の侍読をつとめた。詩が「中右記部類紙背漢詩集」に,歌が「千載和歌集」などの勅撰集に,文章が「願文集」「詩序集」などにある。治承(じしょう)4年11月9日死去。75/79歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android