藤原為隆(読み)ふじわらの ためたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原為隆」の解説

藤原為隆 ふじわらの-ためたか

1070-1130 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
延久2年生まれ。藤原為房長男。母は源頼国の娘。保安(ほうあん)3年(1122)蔵人頭(くろうどのとう),同年参議となる。左大弁をかね,従三位にいたる。日記「永昌記」は白河院政期の政務,行事などの史料として貴重。大治(だいじ)5年9月8日死去。61歳。号は坊城

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の藤原為隆の言及

【永昌記】より

…参議左大弁藤原為隆の日記。10巻。…

※「藤原為隆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android