藤原親信(読み)ふじわらの ちかのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原親信」の解説

藤原親信 ふじわらの-ちかのぶ

1137-1197 平安後期-鎌倉時代公卿(くぎょう)。
保延(ほうえん)3年生まれ。藤原信輔の4男。母は橘家光の娘。寿永2年(1183)参議兼修理大夫。建久元年正二位にすすみ,2年中納言。坊門中納言とよばれる。後白河院近臣で,一族は兄信隆の娘七条院の生んだ後鳥羽(ごとば)天皇側近となった。水無瀬(みなせ)家の祖。建久8年7月12日死去。61歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android