藤原重家(2)(読み)ふじわらの しげいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原重家(2)」の解説

藤原重家(2) ふじわらの-しげいえ

1128-1181* 平安時代後期の公卿(くぎょう),歌人
大治(だいじ)3年生まれ。藤原顕輔(あきすけ)の子。従三位,大宰大弐(だざいのだいに)となる。六条家の歌人で,御子左(みこひだり)家の藤原俊成らとも交流した。「千載和歌集」以下の勅撰集に30首。詩,管弦にもすぐれた。治承(じしょう)4年12月21日死去。53歳。初名は光輔。法名は蓮家(蓮寂とも)。家集に「重家集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android