デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原長房(1)」の解説 藤原長房(1) ふじわらの-ながふさ 1030-1099 平安時代中期-後期の公卿(くぎょう)。長元3年生まれ。藤原経輔の次男。母は日野資業(すけなり)の娘。正三位,参議。大宰大弐(だざいのだいに)をかねて赴任したが,嘉保(かほう)元年(1094)彦山(ひこさん)衆徒の蜂起(ほうき)で都ににげかえり,世人に半大弐とわらわれた。「後拾遺和歌集」以下の勅撰集に6首がはいっている。康和元年9月9日死去。70歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例