藤木九三(読み)フジキクゾウ

デジタル大辞泉 「藤木九三」の意味・読み・例文・類語

ふじき‐くぞう〔ふぢきクザウ〕【藤木九三】

[1887~1970]登山家。京都の生まれ。関西中心にロッククライミングクラブRCC)を設立北アルプス滝谷など、多く岩壁の初登攀とうはんを行った。著「雪・岩・アルプス」「雲表縦走」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤木九三」の解説

藤木九三 ふじき-くぞう

1887-1970 大正-昭和時代の登山家,新聞記者
明治20年9月30日生まれ。大正4年東京朝日新聞社にはいる。岩登りを研究・実践し,13年RCC(ロック-クライミング-クラブ)を結成,翌年北穂高滝谷の初登攀(とうはん)に成功。昭和9年京都帝大白頭山遠征に報道員として参加した。昭和45年12月11日死去。83歳。京都出身。早大中退。著作に「雪・岩・アルプス」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android