藤野斎(読み)ふじの いつき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤野斎」の解説

藤野斎 ふじの-いつき

1831-1903 幕末郷士
天保(てんぽう)2年3月15日生まれ。丹波桑田郡(京都府)山国郷の名主藤野五右衛門の長男。京都で儒学,医学をまなび,山国神社神職となる。慶応4年山国隊を組織し,鳥取藩に属して新政府軍の東征に従軍した。明治36年5月11日死去。73歳。幼名は縫殿介。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android