蘇素(読み)スエズ(英語表記)Suez

翻訳|Suez

デジタル大辞泉 「蘇素」の意味・読み・例文・類語

スエズ(Suez)

エジプト北東部の港湾都市スエズ運河南端にあり、紅海に面する。古代エジプト時代より交通要地として栄え、7世紀以降、メッカ巡礼の主要港になった。中東戦争で大きな被害を受けたが、1970年代にスエズ運河が再開されて以降、石油精製業、化学工業などが盛んな工業都市として発展している。
[補説]「蘇素」「蘇士」とも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android