蘭帳(読み)らんちょう

精選版 日本国語大辞典 「蘭帳」の意味・読み・例文・類語

らん‐ちょう ‥チャウ【蘭帳】

〘名〙 美しいとばり美人の閨(ねや)のとばりをいう。
浄瑠璃・暦(1685)一「すぢなきはらにわすれがたみの姫君つゐやどらせ給ひ、らんちゃうの内にぎんしょくのひかりをうけ」

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デジタル大辞泉 「蘭帳」の意味・読み・例文・類語

らん‐ちょう〔‐チヤウ〕【×蘭帳】

かんばしいとばり。美人のねやのとばりにいう。
「手懸女はいたづらの昼も―のうちに房付枕ゆたかに」〈浮・伝来記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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