デジタル大辞泉 「虞芮の訴え」の意味・読み・例文・類語 ぐぜい‐の‐うったえ〔‐うつたへ〕【▽虞×芮の訴え】 互いに自己の利益を主張して訴えること、また、自己の非を悟り訴えを取り下げることのたとえ。[補説]昔、中国で虞・芮の2国が田を争い、周の文王の裁決を求めて周に行ったところ、周では、耕す者はあぜを譲り合い、道行く者は道を譲り合っているのを見て、恥じて訴えをやめたという、「史記」周本紀の故事から。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例