虱をひねって当世の務を談ず(読み)シラミヲヒネッテトウセイノムヲダンズ

デジタル大辞泉 の解説

しらみをひねって当世とうせいだん

《「晋書」王猛載記から》人前を恐れぬ態度時世政治を論じる。また、傍若無人に振る舞う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

しらみ【虱】 を ひねって当世(とうせい)の務(む・つとめ)を談(だん)

(「晉書‐王猛載記」に「隠于華陰山、〈略〉桓温入関、猛被褐而詣之、一面談当世之事、捫虱而言、旁若人」とある故事による) 礼儀作法にかまわない態度で時世や政治を論ずる。傍若無人に論談する。

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