虻蜂(読み)アブハチ

デジタル大辞泉 「虻蜂」の意味・読み・例文・類語

あぶ‐はち【×虻蜂】

アブハチ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「虻蜂」の意味・読み・例文・類語

あぶ‐はち【虻蜂】

〘名〙
① 虻と蜂。小さいが、攻撃力のあるものの代表としていう。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)「あふはちの驥に附くやうにならうとはなにか思わうぞ」
② 向かって来る敵を卑しめののしっていう語。むしけら。
※浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)四「事々し、あぶはち共、サア来(こ)い来い」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android