蚤蠅(読み)ノミバエ

デジタル大辞泉 「蚤蠅」の意味・読み・例文・類語

のみ‐ばえ〔‐ばへ〕【××蠅】

双翅そうし目ノミバエ科の昆虫総称。体長1~5ミリで、後脚が太くよく飛び回る。腐敗物・食品などに発生し、動きはすばやい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蚤蠅」の意味・読み・例文・類語

のみ‐ばえ ‥ばへ【蚤蠅】

〘名〙 ハエ双翅)目ノミバエ科に属する昆虫の総称。体長〇・五~〇・六ミリメートルの小さな蠅で、背中が丸く、後脚が強大で蚤がはねるように活発に飛びまわる。体は灰黒または黄色。世界各地に広く分布し、家屋内にも見られ、腐肉やきのこ類を好む。日本には約六〇種が分布する。

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