蛍烏賊(読み)ほたるいか

精選版 日本国語大辞典 「蛍烏賊」の意味・読み・例文・類語

ほたる‐いか【蛍烏賊】

〘名〙 ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約六センチメートル。体表数百発光器があり、初夏の産卵期には沿岸多数浮いて、海岸が明るくなるくらいに光る。日本近海に分布するが、富山県魚津市付近の群遊海面は特別天然記念物に指定されている。《季・春》 〔日本家庭大百科事彙(1927‐31)〕

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デジタル大辞泉 「蛍烏賊」の意味・読み・例文・類語

ほたる‐いか【蛍烏賊】

ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約6センチくらい。全身に多数の発光器をもち発光する。日本特産で、富山県では5月ごろ産卵のため海岸近くまで押し寄せ、群遊海面は特別天然記念物食用。まついか。こいか。 春》川水を恋ふとはあはれ―/素十

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蛍烏賊」の解説

蛍烏賊 (ホタルイカ)

学名Watasenia scintillans
動物。ホタルイカ科のイカ

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