蛤鍋(読み)はまなべ

精選版 日本国語大辞典 「蛤鍋」の意味・読み・例文・類語

はま‐なべ【蛤鍋】

〘名〙 「はまぐりなべ(蛤鍋)」の略。《季・春》
滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)五「蛤鍋(ハマナベ)がいい」

はまぐり‐なべ【蛤鍋】

〘名〙 鍋料理一種。蛤のむき身を野菜などといっしょに味噌で煮たもの。はまなべ。
最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二二「蛤蜊鍋(ハマグリナベ)葱鮪等なり」

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デジタル大辞泉 「蛤鍋」の意味・読み・例文・類語

はまぐり‐なべ【×蛤鍋】

はまなべ

はま‐なべ【×蛤鍋】

ハマグリのむき身と、焼き豆腐・ネギミツバなどを入れ、味噌または塩で味をつけた鍋物。はまぐりなべ。

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