蜂の子料理(読み)はちのこりょうり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「蜂の子料理」の意味・わかりやすい解説

蜂の子料理
はちのこりょうり

長野県郷土料理地中にあるクロスズメバチの巣を掘り出し、裏側から加熱して幼虫を取り出す。しょうゆと砂糖で調味して炒(い)り、そのままおつまみにしてもいいし、飯に添えてもいい。「蜂の子飯」は、普通に炊いた飯に蜂の子を1人前20グラム(缶詰瓶詰の市販品)とミツバ少々を加えて、静かにかき混ぜて5~6分蒸らしてから供する。炒ったり煮たりした蜂の子には、大根おろしを添える。

多田鉄之助


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android