蜂窩・蜂窠(読み)ほうか

精選版 日本国語大辞典 「蜂窩・蜂窠」の意味・読み・例文・類語

ほう‐か ‥クヮ【蜂窩・蜂窠】

〘名〙
① 蜂の巣。蜂房
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「吾の心は蜂窠(〈注〉ハチノス)に似たり」 〔魏志‐管輅伝〕
② ①に似た形のたとえ。小さな孔が無数に開いているもの、小さな家が群集している所など。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「他街も亦層楼大廈有りと雖も或は蝸廬を挟み、或は蜂窠に隣し、概ね屋頭斉しからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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