蜘蛛女のキス(読み)クモオンナノキス

デジタル大辞泉 「蜘蛛女のキス」の意味・読み・例文・類語

くもおんなのキス〔くもをんなの‐〕【蜘蛛女のキス】

原題、〈スペインEl beso de la mujer arañaプイグ小説。1976年刊。ブエノスアイレス監獄に収容された同性愛者の中年男革命家青年が、映画ストーリーを語りあいながら愛と信頼を深めていく姿を描く。1985年、エクトール=バベンコ監督により映画化。1992年にはブロードウエーミュージカル化された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「蜘蛛女のキス」の解説

蜘蛛女のキス〔映画〕

1985年製作のアメリカ・ブラジル合作映画。原題《Kiss of the Spider Woman》。マヌエル・プイグの同名小説の映画化。監督:ヘクトール・バベンコ、出演:ウィリアム・ハート、ラウル・ジュリア、ソニア・ブラガほか。第58回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。同主演男優賞受賞(ウィリアム・ハート)。

蜘蛛女のキス〔ミュージカル〕

1992年初演のミュージカル。原題《Kiss of The Spider Woman》。脚本:テレンス・マクナリー、作詞:フレッド・エッブ、作曲:ジョン・カンダー。マヌエル・プイグの同名の小説に基づく。1993年に第47回トニー賞(ミュージカル作品賞)を受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android