蝸涎(読み)カセン

デジタル大辞泉 「蝸涎」の意味・読み・例文・類語

か‐せん〔クワ‐〕【××涎】

カタツムリがはい回った跡に残る粘液の筋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蝸涎」の意味・読み・例文・類語

か‐せん クヮ‥【蝸涎】

〘名〙 (「涎」はよだれの意) 蝸牛(かたつむり)がはったあとに残る粘液の跡。蝸跡(かせき)
五山堂詩話(1807‐16)一「蝸涎現篆朝暾壁、蛛網留珠夜雨墻」 〔杜牧‐華清宮詩〕

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