蟻吸(読み)アリスイ

デジタル大辞泉 「蟻吸」の意味・読み・例文・類語

あり‐すい〔‐すひ〕【×蟻吸】

キツツキ科の鳥。全長、約18センチ。全体灰褐色。くちばしは弱く、地上などでアリを食べる。北海道および本州北部で繁殖する。

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精選版 日本国語大辞典 「蟻吸」の意味・読み・例文・類語

あり‐すい ‥すひ【蟻吸】

〘名〙 キツツキ科の鳥。全長約一八センチメートル。スズメよりやや大きく、羽は灰褐色に濃褐色の横斑がたくさんあり、樹の皮のように見える。日本では北日本で繁殖し南日本で越冬する。山林にすみ、長い舌でアリその他の昆虫を捕食する。《季・秋》
喚子鳥(1710)上「ありすい ゑがひ〈生ゑ一匁、あをみ入、粉一匁〉大きさひよ鳥にちいさくほそし」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蟻吸」の解説

蟻吸 (アリスイ)

学名Jynx torquilla
動物。キツツキ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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