蠅黴(読み)ハエカビ

デジタル大辞泉 「蠅黴」の意味・読み・例文・類語

はえ‐かび〔はへ‐〕【××黴】

接合菌類ハエカビ科のカビ。ニクバエなどハエ類に寄生して殺し、白い菌糸の塊をつくり、分生子接合胞子を形成する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蠅黴」の意味・読み・例文・類語

はえ‐かび はへ‥【蠅黴】

〘名〙 藻菌類のカビの一種晩夏から初秋にかけて、ニクバエなどのハエの体に寄生する。寄生されると体内で菌糸が繁殖するため、飛ぶ力を失ってハエは死ぬ。

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