出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
「衆徒」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
「しゅうと」とも。衆僧・大衆(だいしゅ)とも。一山一寺の僧侶の総称。とくに平安時代以降,南都北嶺の諸大寺に住した多くの僧侶をいい,僧兵をもさすようになった。寺院社会は別当など上層執行部のほか,教学の学習・法会の運営を行う学侶(がくりょ),堂塔を管理し雑務をになう堂衆(どうしゅ)の2階層からなるが,衆徒は学侶を意味する場合と堂衆が主体となる場合があった。鎌倉中期以降の興福寺では,学侶や堂衆とは別組織の武士的な下級僧侶集団を意味し,衆徒・国民と併称され,寺住(寺中)衆徒と田舎衆徒があった。浄土真宗では住職の子弟などで得度した者をいう。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…大和国の春日神領国化の始まりだが,神仏習合思想を利用して春日社との一体化を進めていた興福寺は大和国の支配を主張,1135年春日若宮社を創建,翌年から若宮祭を大和一国の大祭として興福寺境内で執行,神国大和を称して国中の社寺の末社・末寺化や社寺をまつる在地領主の土豪らの従属を強いた。土豪らを衆徒(末寺坊主),国民(末社神主)に列して在地代官とし,僧兵として武力に起用した。この末社末寺制と衆徒国民制とによって興福寺は大和国の支配組織を完成,摂関家代官の大和国司を有名無実たらしめた。…
※「衆徒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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