行止る(読み)ユキドマル

デジタル大辞泉 「行止る」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐どま・る【行(き)止(ま)る】

[動ラ五(四)]
進んで行って、そこで止まる。いきどまる。
砂利きし車輪がはたと―・った」〈漱石虞美人草
「待つ人は―・りつつあぢきなく年のみ越ゆるよさのおほ山」〈和泉式部集
進んで行って突きあたる。行き着く。いきどまる。
「―・る所ぞ春はなかりけり花に心のあかぬ限りは」〈後拾遺・春上〉

いき‐どま・る【行(き)止(ま)る】

[動ラ五(四)]ゆきどまる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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