行観(1)(読み)ぎょうかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「行観(1)」の解説

行観(1) ぎょうかん

1013-1073 平安時代中期の僧。
長和2年生まれ。三条天皇の孫。敦明(あつあきら)親王の王子。近江(おうみ)(滋賀県)の天台宗園城(おんじょう)寺の定基にまなび,行円に灌頂(かんじょう)をうける。近江錦織荘(にしごりのしょう)の尊勝院にはいり,源頼義(よりよし)・義家(よしいえ)父子帰依(きえ)をうけた。治暦(じりゃく)元年僧正。延久5年3月28日死去。61歳。通称は錦織僧正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android