表奏(読み)ひょうそう

精選版 日本国語大辞典 「表奏」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐そう ヘウ‥【表奏】

〘名〙 君主文書で上奏すること。また、その文書。
令義解(718)儀制「若麟鳳亀龍之類。依図書。合大瑞者。随即表奏」 〔漢書‐児寛伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「表奏」の読み・字形・画数・意味

【表奏】ひよう(へう)そう

上表する。〔漢書、兒寛伝〕、表奏して六輔の渠(きよ)を開き、水令を定め、以て田を廣む。租を收め、時に闊狹を裁し、民と相ひ假貸(かたい)す。故を以て租多く入らず。

字通「表」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android