袖の海(読み)そでのうみ

精選版 日本国語大辞典 「袖の海」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 の 海(うみ)

涙が多く流れることのたとえ。
浮世草子武道伝来記(1687)一「我ばかりの袖(ソデ)の海(ウミ)ぞと、命もつなぎかねたる舟の行水に数の思ひをなし」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「袖の海」の解説

袖の海
(通称)
そでのうみ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
けいせい袖の海
初演
元禄3.1(京・万太夫座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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