袖ヶ浦[市](読み)そでがうら

百科事典マイペディア 「袖ヶ浦[市]」の意味・わかりやすい解説

袖ヶ浦[市]【そでがうら】

千葉県中部,東京湾に面する市。1991年市制。かつては台地上で米麦,野菜の栽培湾岸ノリ,貝の養殖が行われる半農半漁の町であった。1960年代から海岸の埋立てが始まり,京葉工業地域一角を形成し,石油工業,化学工業が盛んな工業都市となった。内房線を利用する東京方面への通勤者が増加,内陸部では宅地開発が進んだ。東日本大震災で,市内において被害が発生。94.93km2。6万355人(2010)。
→関連項目袖ヶ浦[発電所]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android