デジタル大辞泉
「被写界深度」の意味・読み・例文・類語
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ひしゃかい‐しんど【被写界深度】
〘名〙 ピントを合わせた
被写体の前後で、ピントの合っていると認められる範囲。絞り込むと被写界深度は深くなり、
近くから
遠景までピントの合った
写真が撮れる。
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被写界深度【ひしゃかいしんど】
写真撮影の際,カメラのレンズを通して被写体のある点に焦点を合わせると,その一点のみならずその前後も焦点が合っているように見えるが,このピントが合っているように見える範囲を被写界深度と呼ぶ。ぼけがある程度以下だと,人間の目はぼけを判別できないことから生ずる。結像位置の手前より奥の方が,より被写界深度の範囲は広く,絞りによってその範囲は変化する。
→関連項目絞り
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被写界深度
ある条件下で、ピントが合う一番手前から一番奥までの距離。レンズは、絞り値を上げることで、被写界深度(合焦範囲)を広げられる。これは、近視の人でも、目をすぼめると、文字がはっきり見えるのと原理的に同じだ。絞りをコントロールできるカメラでは、この原理を利用し、意図的に絞りを上げることで、広い範囲にピントの合った写真が撮影できるほか、逆に絞りを開けて、被写体の後ろや前方をぼかした、味のある写真の撮影ができる。
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被写界深度
ピントは厳密にはある一点(あるいは等距離にある面)にしか合わないが、その前後にもピントが合っているように見える範囲があり、その範囲のことを言う。レンズの絞りを絞るほど被写界深度は深くなり、焦点距離の短い広角レンズほど深くなる性質がある。ピントを合わせた位置を基準に手前に浅く、奥に広いという特徴もある。 → パンフォーカス / ボケ 参照。
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