裏襟(読み)うらえり

精選版 日本国語大辞典 「裏襟」の意味・読み・例文・類語

うら‐えり【裏襟】

〘名〙
衣服の襟の裏に縫いそえたかけえり
黄表紙・無益委記(1779)「大通の羽おり〈略〉紐はかかとへとどき、うらゑり白く」
② 江戸の芝居で、客の座席等を見張った男。服装によって名づけられた。
※雑俳・川柳評万句合‐天明元(1781)満二「こわ高なはなしうらゑり来てしかり」

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デジタル大辞泉 「裏襟」の意味・読み・例文・類語

うら‐えり【裏襟/裏×衿】

和服洋服の襟の裏側につける別布。

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