複合サイクル発電(読み)ふくごうサイクルはつでん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「複合サイクル発電」の意味・わかりやすい解説

複合サイクル発電
ふくごうサイクルはつでん

複合発電方式」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の複合サイクル発電の言及

【火力発電】より

…しかし,排ガスの温度が300~600℃と高く熱損失が大きいため,熱効率が25~30%と低いこと,またガスタービンの高温腐食を防止するためには灯油,軽油,天然ガスなどの良質燃料を使用することが必要とされることから,1973年のいわゆる第1次石油ショック以降は,単独で発電用として計画される例は少なくなった。
[コンバインドサイクル発電]
 ガスタービンと蒸気サイクルを組み合わせ高い熱効率を得るもので複合サイクル発電ともいう。汽力発電の場合はボイラーなどの高温高圧部の材料の温度限界から蒸気温度が制限される。…

※「複合サイクル発電」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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