襟元に付く(読み)エリモトニツク

デジタル大辞泉 「襟元に付く」の意味・読み・例文・類語

襟元えりもと・く

襟に付く」に同じ。
「さきの異人さんは、…心意気のいい人だから、…襟元へ付かないのは、やぼのゆきどまりで」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「襟元に付く」の意味・読み・例文・類語

えりもと【襟元】 に 付(つ)

(金持ちは重ね着して襟元が厚かったところから) 利益目当てに金持ちや権力のある人などにこびへつらう。追従する。襟に付く。
甲陽軍鑑(17C初)品五四「よろづさたして、ゑりもとにつき」

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