…明治以後の業績は古写資料の公刊と整理が大きい。第2次大戦後の西下経一《古今集の伝本の研究》(1954)は古写本の系統論的研究の模範的な作で,以後の研究の基礎を置いた。久曾神昇《古今和歌集成立論》4冊(1960‐61)は多くの資料を収集,整理して詳細な解説を付し,独自の見解を加えたもので,《古今集》の研究はここに資料的基礎が置かれた。…
※「西下経一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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