西八木層(読み)にしやぎそう

世界大百科事典(旧版)内の西八木層の言及

【明石原人】より

…長谷部言人は,残されていたセッコウ模型について調査し,48年その原始性を指摘して,ニッポナントロプス・アカシエンシスNipponanthropus akashiensisと命名した。年代的には,直良は採取時に骨に付着していた土砂の性状から,前期更新世に比定される西八木層に埋もれていたのが崖崩れで露出落下したのであろうと主張した。西八木層については,のち中期更新世とする見解も出され,また骨の保存には不適当な地層で,寛骨がほぼ完全に近い状態で残る可能性はきわめて低いとする見解も出されている。…

※「西八木層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android