西山西山(読み)にしやま せいざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西山西山」の解説

西山西山 にしやま-せいざん

1658-1688 江戸時代前期の儒者
万治(まんじ)元年生まれ。対馬(つしま)(長崎県)府中藩士。江戸で木下順庵にまなび,南部南山とともに「木門(ぼくもん)の二妙」と称された。新井白石(はくせき)と親交があった。元禄(げんろく)元年10月3日死去。31歳。本姓は阿比留。名は順泰。字(あざな)は健甫。通称は健助。著作に「健甫詩集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android