西木戸国衡(読み)にしきどくにひら

世界大百科事典(旧版)内の西木戸国衡の言及

【阿津賀志山の戦】より

…源頼朝が陸奥国平泉の藤原泰衡を討つために行った,いわゆる奥州征伐の中の最大の激戦。このとき奥州勢は,鎌倉勢を迎え討つために阿津賀志山に城塞を築き,泰衡の異母兄西木戸国衡(にしきどくにひら)を守将とする2万騎の軍兵を配し,泰衡自身は後方の国分原鞭楯(こくぶがはらむちだて)(現,仙台市榴岡(つつじがおか))に陣していた。頼朝は8月7日伊達郡国見宿に到着。…

【奥州征伐】より

…3軍合わせて28万余騎という。これに対する奥州勢は,伊達郡阿津賀志山(あつかしやま)(福島県国見町)に西木戸国衡(にしきどくにひら)を守将とする2万騎を配し,泰衡自身は国分原鞭楯(こくぶがはらむちだて)(仙台市榴岡(つつじがおか))に陣を張った。出羽と越後の境の念珠ヶ関(ねずがせき)(山形県温海(あつみ)町)にも田河太郎行文らを配置して北陸道軍に備えた。…

※「西木戸国衡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android