見目・眉目(読み)みめ

精選版 日本国語大辞典 「見目・眉目」の意味・読み・例文・類語

み‐め【見目・眉目】

〘名〙
① 目に見える有様見た目外見
※宇津保(970‐999頃)内侍督「ただいまのみめよりも、かくぐしたるざえに、かたち・心などもすぐれば」
② 顔かたち。顔だち。容貌容姿
※枕(10C終)一八六「法師などの〈略〉経たふとくよみ、みめきよげなるにつけても」
ほまれ。名誉。面目。また、みえ
盲安杖(1619)「物いふたびに非をあらはし、情しらぬをみめにして、人をあやまち、身をそこなひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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